ポラスの分譲住宅を昨年冬に購入に先日3カ月点検を受けました。
今回は、3カ月点検の感想などをお伝えしていきたいと思います。
定期点検とは
住宅の定期点検は、住宅会社によって異なりますが主に3カ月、6カ月、1年、3年、5年、10年それ以降は有償で10年後毎点検を行うのが一般的と言われています。
住宅品質確保法により、請負人は、注文者に「引き渡した時から10年間」、住宅のうち構造耐力上主要な部分又は雨水の浸入を防止する部分として政令で定めるものの瑕疵について瑕疵担保責任を負うと定められています。
10年間は法律で住宅会社の責任があることから各住宅会社のルールで点検を行っているものと思われます。
参考:住宅品確法
ポラスの定期点検
ポラスの定期点検は3カ月点検、1年点検、2年点検、5年点検、7年点検、10年点検を実施しています。10年以降は有償で保証を延長ができます。
また、10年点検時では別途5,000円(2024年4月時点)支払えば「建物診断」を実施してくれます。
参考:ポラス定期点検について
点検項目
新築時における残工事の確認や、水回り設備の漏水確認、また設備機器全般の取り扱いや手入れ方法などを中心に室内点検が実施されました。
水回り関連
トイレ、洗面台、キッチン、ユニットバス、点検床下を中心に漏水の確認
ドアの建付け
玄関ドアを含めたドアの建付けに問題がないかの確認
火災報知器の動作確認
火災報知器が正常に作動しているかの確認
私が印象に残っている項目はこの3項目でした。
点検項目は、次のURLを参照していただければと思います。
参考URL:https://www.polus-cs.net/after/inspect/pdf/3month.pdf
所要時間
点検員一人で説明を含め、約1時間程度でした。
説明は、玄関先ではなくリビングでしてもらいました。
感想
排水パイプ口の紙粘土
キッチンや洗面台には排水パイプのつなぎ止め部分があります。我が家では防虫対策でつなぎ止め部分を紙粘土で覆っているのですが点検員の方から防虫対策になるので続けてくださいとのことでした。
ドアの建付け
部屋のドアの建付け(蝶番の部分)は、ややガタついていた方が良いとのことです。ドアは木製であることから年数が経過して水分を含み膨らむこともあることからゆとりをもった方が壊れにくいとのことです。
火災報知器
壁に設置するタイプの火災報知器は、ホコリが溜まると誤作動が発生することがあり、定期的に掃除した方が良いとのことです。
ベランダ
ベランダの多くはFRP(繊維強化プラスチック)で防水コーティングされているものが多く、掃除する際に高圧洗浄機を使用するとコーティングが剥げてしまい劣化の速度を早めてしまうとのことです。掃除する際は、FRP対応の洗剤を使用しスポンジ等で優しく掃除してほしいとのことです。
また、ポラスの分譲住宅の多くはベランダに水栓が設置されています。掃除する時以外使用することは少ないことから夏場になると水栓内のゴムが溶けてしまい使用できなくなってしまうことから定期的に使用した方が長持ちします。
感想
3カ月点検のため、初期不良がなければ問題なく終わります。
特に設備関連の説明が主であるため、住んでみて疑問に思ったことは遠慮せず質問して疑問を解消した方が良いです。
また、ポラスでは設備メーカーの保証期間を延長することができる住設ワランティの申込期限となります。
10年保証され修理に回数上限はないことから不安な設備は忘れずに申込しましょう。我が家は、給湯器、電動シャッター3台を申込しました。
以上、ポラス3カ月点検の感想でした。
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